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電圧電流電力計 PR10-E 購入



こんにちは。今回は商品レビューです。
PR10-Eという測定器を購入しました。まだあまりレビューがないようでしたのでこちらで紹介します。

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まず今回の商品は交流100Vの電圧計、電流計、電力計などが同時に見られる測定器です。
実はずっと前からShinya's Studioの商品開発用に電流計を探していたのですがあまりいいものが国内で見当たりませんでした。そこで海外に目を広げてみるとaliexpressという中国マーケットでいいものを見つけました。

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このaliexpressはアリババグループが運営する日本でいう楽天みたいなものだと思います。
アリババ自体も商品購入できますがおもにロット1000とか業者向け、aliexpressは個人向けの印象です。当方もすでに何回か利用しておりアメリカでいうeBay的な感じで特に違和感などもありません。

自分的に必要だったのは

1、電圧計、電流計、電力計がついていること
2、それらが全て同時に見られること
3、電圧計は1V単位、電流計は0,1A単位、電力計は1W単位でそれぞれ十分

という内容でした。日本のアマゾンや楽天、ヤフーその他では見つけられませんでしたがaliexpressでようやく見つけました。価格は送料無料、45USDだったかと思います。

この製品は上記の希望を満たすどころか分解能はもっとあります。精度はまだわかりませんが20Wの電球で20Wと出ているので実用十分です。あと説明を読むとパワーレコーダーということで記録してくれたり、電気料金を計算できるそうですがそんな機能は不要です。用途としては機材を製作する上で電源トランスの容量を決定するときの目安にします。

メーカーもZHURUIという中国メーカーっぽいです。中国製というとあまりいい印象ではない方もおられるかもしれませんが、最近の電化製品は中身が中国製ということはよくあると思いますしカメラの機材なども台頭してきています。最初商品画像を見たときにあまりに綺麗だったのではめ込み合成かなと思っていたのですがそのままでした。綺麗な液晶です。日本のサンワサプライとかより全然クオリティが高いです。

型番PR10-Eの末尾「E」はどうやらプラグの種類で決定するようでヨーロッパ向け等にPR10-A,PR10-B,PR10-C,PR10-D,PR10-Fなどもあります。日本向けのものはなくアメリカ仕様の3芯となっています。メス側はそのままで使えますが、オスは変換する必要があります。アースはねじ式で取れますがオスネジが本体側に残る仕様で少し怖いです。取ることは想定してないような気がします。

ただ、3芯のオス側、アースは本体の上にくるのでそのまま壁コンセントにさせるアメリカ本国では、壁コンセントに刺そうとすると本体が上下逆さまになるので不評なようです(笑)そこは中国クオリティなのでしょうかね。

今回はあまりレビューがない中で人柱的に購入してみましたがShinya's Studio的には現状で大満足です。技適やらそこらへんは微妙だと思いますので販売代行業などはしません(笑)購入される方は自己責任でお願いします。

サブスクリプションが増えてきました、、、



どうも!もう年末ですね。
Shinya's Studioはこのところロゴの製作を検討しており、有料サービスを含めて色々とお願いしていたのですがまさかのフォロワーさんからDMいただき採用させていただきました!!
ロゴは下記2パターンとイラストのみを切り取ったもので早速SNS、ストア、ブログなど変更しました!これからもShinya's Studioをよろしくお願いします!

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さて、今回はサブスクリプションについてです。最近Shinya's Studioでも買い切りではなく1年ごとなどで支払うサブスクリプション形式のソフトが増えつつあります。特に今回は知識的なことはありませんがメモとしてこちらに箇条書きにしておきます。

●AVID Protools 12
DAWですね。これがなくてはエンジニアもShinya's Studioもできません。1年で約1万円です。

●Autodesk Eagle 8
基板製作用のCADです。去年くらいにAutodeskの仲間入りしました。1年で約4万円です。
本来約8万円なのですが半額セールが来たので2年分(約8万円)購入しました、、、

●MoneyForward MFクラウド確定申告
青色申告用のソフトです。青色は複式必須なのでソフトが必要です。1年で8,800円です。
当方Macで以前から「やるぞ!」を使っていましたがWindowsからのコンバート感やもっさり感があり、微妙でした、、、
これはクラウド型でオフラインではできませんが銀行口座、クレジットカードなどを登録すると自動で読み込み、仕分けしてくれます!あとは勘定科目などをチェックしてOKするだけです。手動でしていた去年が馬鹿らしくなります。。基本的に帳簿は小まめにつける必要がありましたが、これだと1年分が1日で終わります(笑)現金のやりとりは手動打ち込みです。
月に15仕分け以内だと無料ですが仕事で15仕分け以内は厳しいです。

●Adobe CCフォトプラン
LightroomとPhotoshopのセットです。1年で約1万円です。
写真をする人にとって必須なのは分かっていましたがYoutube用にPremiereも追加しようかなとか、Illustratorも必要かなとか、セールはあるかなとか考えてたら導入が遅れてしまいました。
そしてついに最近購入しました。まだまだ勉強中ですがやはり素晴らしいです。ただ編集が手間なのでできるだけ撮って出しできればなと思います。

現状はこの4種、年間で約7万円です、、、忘れているものとかあれば追加します。

プラグインとアナログ機材で何が違うか。



お久しぶりです(笑)
今日はよく議論されているプラグインとアナログ機材で何が違うかを書いてみようかと思います。
思いつきでその都度更新します。

まずデジタルのハイレゾについてざっくりと。ハイレゾを知らない人はググってください。
ハイレゾのメリットについてまだ「20kHz以上が収録される」ということを強調して書かれているものが多いですが20kHz以上はわりとどうでもいい気がしています。歳をとるにつれ可聴帯域は減って来ますが年配の方はハイレゾの違いがわからないかというとそういうことではないです。

MP3で考えれば簡単ですが、128kbpsと320kbpsの音の違いは帯域幅だけでしょうか。
サンプリングレートが下がるとあの独特のシュワシュワ感などもありますよね(笑)可聴帯域においても情報量が全く違うわけです。それのMaxがアナログなわけです。wavでいうところの無限大kHz、無限大Bitなんです。デジタルで処理しようとすると無限大バイトのHDD、CPU、メモリが必要です、、、

アナログにおいてSNは通した分悪化していきますが、デジタルでも通した分SNだけでなく情報量が劣化していきます。サンプリングレート、ビットレートをあげれば劣化がマシになるだけです。
96k/32bitだったらいいでしょと思うかもしれませんが100MHz以上のオシロでみるとカクカク具合に驚きます。オーディオインターフェースでオシロ機能などもありますがアナログの測定器としては使えたものではないです。

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上の画像は以前の記事で紹介したものですが5kHzの矩形波をオシロ(黄色)でみたものと、96kでAD/DAしたもの(青)です。全く違います。周波数が上がるほど(10kHzとか20kHzとか)もっとやばくなります。
詳しくはこちら
http://blog.shinya-s-studio.com/blog-entry-870.html
上で20kHz以上は割とどうでもいいと書いたわりに矩形波だと倍音が影響して20kHz以上も関係してくるので後日倍音がないサイン波で検証した記事を書きます。ちなみに20kHz以上もどうでもいいわけでないです。すみません(笑)

デジカメでも800万画素あればいいとされていますが、それは切り取って拡大しないことを前提とした話。音に関してもデジタル領域においてコンプで叩いて大きくする。EQでゲインを上げるなどするとどんどん荒くなって来ます。もちろんマイクレベルを直で録音してデジタルで上げるようなことはしません。録音においてマイクプリだけは必須です。

もちろんプラグインを使わないでミックスしている音源はもはや0に近いでしょうしデジタルを否定しているわけではないですが、音以外にもメリット、デメリットが違うので用途がかなり違うということです。

結局プラグインとアナログ機材でどう違うんだ、という方もいらっしゃるかもしれませんが答えは簡単。

アナログ機材でアナログ的にゴリゴリのバキバキにしたいときはアナログ機材、
プラグインでデジタル的にパキパキのバキバキにしたいときはプラグインでやってください(笑)

当たり前ですがアナログシミュレート系のプラグインよりかはアナログ機材の方がいい場合が多いです。

「アナログのバスコンプよりプラグインのOzoneやL3の方が良いよ!」とかだめです。
焼肉よりスイーツが好きというようなものです(違うかな、、、

録りからミックスまで自分がやる場合は、、、
こりゃマイクを変えようとか
こりゃ楽器を変えようとか
こりゃ録りの時にアナログ機材でやろうとか
こりゃアナログ機材でやるけどミックスでやろうとか
こりゃミックスでプラグインでやろうとか
考えながらやりますよね。

プラグインは1つ買えば修理も必要なく、コピペもできて、リコールも簡単。是非使い分けてください〜。そしてミックス用にもShinya's Studioのアナログ機材を検討してください(笑)