こんにちは!Shinya's Studioでは10年前くらいから試作などで中国の基板屋さんをいくつか使ってきました。
ちなみに私の環境はMacでAutodeskになる前からEagleを入れて、ガーバー出力してファイルを投げています。
昔は基板といえばブルガリアのolimexという会社でしたが、今はどうか知りません、、
今は基板といえば中国系が大半ですが、その影響もあって今年の2月、3月はみなさんコロナで苦労されたのではないでしょうか。特に今年2020年は春節が早くスタートしたのでその影響もありました。
さて、せっかくなので今回はその基板屋さんを備忘録的にも比較、違いなどを買いておきたいと思います。ちなみにクオリティなどはどこも同じか、最終的に似てくるので触れないことにします。
個人的に有名だと思う順番に書いていきます。
次に有名なのはこのElecrowというところだと思いますが、こちらも今となっては普通で選択肢の1つという印象です。
他と違うところはアクリルカットやCNCなどのサービスがあります。こちらも無駄な会話をすることなくファイルを投げれば作ってくれるので必要な方にはオススメです。何かのケースをアクリル板で作るなんてこともできます。
あと、ANA/OCSという配送サービスに対応していて、他の基板屋さんが対応しているDHLやFedexなどより1、2日ほど早いのが売りでしたが、最近は早くもない印象で他の基板屋さんもANA/OCSの取り扱いがスタートしたところも出てきました。
DHLも決して遅いわけではなく、中国と日本は近いですし日本の場所にもよるかと思いますが2、3日でくると思います。
難点は進捗がわからない。今大抵の基板屋さんは基板ごとの進捗が事細かにわかるのですが、発送されるまでわからないのはメンタル的につらいです。
3位 PCB GOGO
https://www.pcbgogo.jp3位以下は知名度はほぼ一律だと思います。
こちらのPCB GOGOはHPが日本語です。メールで問い合わせた時も日本人だとわかると日本語で返してくれます。
基板製作の進捗状況が細かく表示されわかりやすいですが、これも最近では他の会社も似通いつつあります。
https://www.allpcb.com個人的には最近一番利用していると思います。
その理由は大きな基板が他より安いです。大きいという基準は100mm x 100mm以上ということ。
中国の基板屋さんはどこも100mm x 100mmまで10枚5ドル+送料というのがベースになっていますが、100mmを1mmでも超えるとかなり値上がりします。
極端な話、101mm x 50mmのPCBでも20ドルとかになります。
ここはその点、大きくなってもあまり変わりません。基板の色や厚みなどを変えてもほぼ同じです。
もしかすると将来的に値上げになるのかも、、
他よりもデメリットは100mm x 100mm で5ドルなのは5枚ということ。10枚だと7ドルとかで少し値上がりします。小さい基板をたくさん作りたい方には合わないのかも。。
3位 JLC PCB
ここはあまり使ったことがありませんが、安くてよかった印象です。
今回のコロナの影響で色々工場が閉まっていたのでその時の選択肢の一つとして、動いていたら試す価値ありかもしれません。同じ中国でも工場の場所によって営業の方針が違うようです。
3位 PCB Way
https://www.pcbway.comこちらの会社はinstagramのバナーとかでよく見かけるような気がします(笑)
確か使ったことはあったと思いますが、少なすぎて覚えていません、、、
twitterもされていて、RTの内容を見ると日本の方も利用されているようなので問題ないと思います。
こちらも選択肢の一つに。。。
以上。。
他にも会社があるか、利用して違いが見えてきたら更新しようと思います。
ちなみに今回ご紹介した会社は全てブックマークしています。
どこも基板のサイズと数量と色、厚みなどを入れれば価格がすぐわかるので会社にこだわりがなければその時に比較して安いところにオーダーするのもいいかもしれないですね。
送料はDHLもANA/OCSも15ドル、20ドルあたり〜重量によってという感じです。
基板は値段が変わらないなら枚数は多いに越したことはないと思っていましたが、一度にたくさんの種類を発注するなら枚数を減らして必要最低限にした方が全体の重量も軽くなって送料も安くなることもあります。
他にいい会社があれば是非教えてください!