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機材や部品の輸入で関税がかかるか?



こんにちは。今回は関税について書こうと思います。

Shinya's Studioは音響機器の製造、販売を行なっています。
なので最近は特に2、3日に1度は海外から部品が届きます。そこで今回は関税について書こうと思います。

関税とは国境または国内の特定の地域を通過する物品に対して課される税(wikipediaより)

ということですが、結論から言いますと音響機器や部品には関税はかかったことがないです。

関税がかかるものについては下記を参考にしてみてください。

それでもFedexやUPS、DHL、USPSなど色々な会社から配達された時に数千円の料金を払ったことがあります。送料はすでに払っていたり送料無料のものがあるので送料ではない別の何かです。

他にも後日請求書が届くということもあります。果たしてこれはなんなのかといいますと、請求書にその内容がちゃんと記載されています。

その内容は主に消費税や通関時の手数料となります。

消費税は国によって税率が変わります。日本は10%まで上がって高くなった印象ですがヨーロッパ系は特に20%を超えているところが多いです。

大手の部品屋さん、例えばmouserなど日本の代理店があるところは出国の際に日本の消費税率で消費税をプラスされて発送されますが、小売などは特に消費税を含まずに発送されることが多いです。

その場合は税関で検査をされ商品価格が約20,000円を超えるものに関しては消費税や手数料が発生し請求されます。手数料は200円ほどです。約20,000円という金額に関して詳しく知りたい方は是非調べててください。

ちなみに小売店によっては20,000円のことを気にしてか、小包に添付されている領収書の金額が20,000円以下になっている時があります。なぜだろうなぁ()
消費税などの計算が必要ない場合は通関も早い気がします。

消費税は計算が少し複雑で手元のfedexの請求書には
消費税7.8%
地方消費税 22/78
と書かれています。そして国内でかかる消費税とは異なり、100円以下が切り捨て?になっているようです。

IMG_6706.jpg

一番上に書かれている関税は0になっているのがわかると思います。

UPS、DHL、USPS、Fedexなどはヤマト運輸や西濃など国内の業者が代わりに持ってくることがあります。クレジットカードが使えないことが多く突然もってくるので現金を用意しておく必要があります。。

USPSは100%郵便局が、
Fedexは西濃が、
UPSはUPSかヤマト運輸が、
DHLはDHLか佐川だったかな?

ということで関税はかかりませんが、あとで請求されるものは基本的に消費税となります。
これは国内で購入しても同じなのでしっかり支払ってください(笑)

ロードバイクを買いまして、、



こんにちは。
やはり8月は暑いですね、、

さてこの度ロードバイクを買いました。
理由はいくつかあるのですがいちばんの理由はまず東京に来て14年くらい、ずっと乗っていたママチャリがさすがにやばくなってきたのです。

ママチャリは東急セレクトの2万円くらいのやつですが、さすがにそのままずっと乗っているわけではないです。メンテをしてというわけでもなく鬼改造して乗っていました(笑)

まずホイールですが元は27インチだったと思いますが前は700にごっそり変えて、後ろは変えられなかったのでハブ(中心の金具)だけ残してリムを700にしてスポークを組み直しました(笑)細さは24Cです(笑)フレンチバルブです。

チェーンカバーも外したかったのですが、専用の工具が必要で数千円のものが何個かいるので自転車屋さんに工賃払ってやってもらいました。

切り替えもついてなかったのですが7段をつけました(笑)

サドルもクロスバイク用のやつに変更してシートポストも追加してかなり上まで上がるようになりました。見た目はフレームが特殊なクロスバイクって感じです。

TOTEM

さて、そんな東急の鬼改造されたママチャリですが14年も乗って外に置いている影響もあり寿命が近づいてきました。

あと最近の給付金などで購入意欲が湧いてきたこともありました。またコロナによりジムに行けない日々も影響しました。

次買うとしても700x25Cくらいがいいな。切り替えは欲しいなと思ってました。ロードはドロップハンドルになるのでできればそのままクロスが良かったのですが、クロスは28Cくらいからっぽいので数ヶ月ネットを見ながら悩んでいましたが、ついに買いました。

出オチですがTOTEMの15B408というロードです。

IMG_6651.jpg

5,000ポイントほど使ったので送料込みで3万円くらいでした。
中国産の激安ロードですが、以前のママチャリもおそらく中国産。価格もそれより高いし、14年も新しいモデルです。

ロードガチ勢からすると笑われるかもしれませんが、前の鬼改造東急セレクトよりはマシだと思います。

ガチのロードは結局20万円くらいからで、盗まれる危険もあるのでロードガチじゃない勢としてはこれで十分かなと思います。差額の17万円あればいい機材変えますからね。

と言いつつ、泥除けとかライトとか色々買わないと行けません。
今のものから移植してもいいのですがそれもボロボロで外すだけで終わりそうなので、この機会に新品を買いました。

ライト、泥除け、自転車カバー、キックスタンド。
これだけで1万円弱しましたがポイントで全部買いました。ポイントがなかったらすぐには買わなかったかもしれないです(笑)

買ったものはこれ。

            

その他サイクルコンピューターとかも欲しいです。その他諸々オススメがあれば教えてください。コスパ優先で!

自転車のアップグレードとしてはブレーキを変えたほうがいいらしい。確かにちょっと効きが悪い気もするけど、ロードのブレーキレバー?に慣れていないということもあります。

ドロップハンドルは初めてでしたが、コの字型ということもあり安定感がすごいです!
フレームは480mmですが身長低めなので乗り降りがちょっとつらいです(笑)


Tannoy Gold7の使用感



こんにちは!

さてTannoy Gold7がうちに来てから数日が経ちましたのでここで使用感を書いていこうと思います。


良かった点

まず良かった点から。

以前は10Mだったのですが、やはりスピーカーが新しくなったせいかすごく解像度が上がりました。
機材製作時においてチェックなどもしやすくなりました。

10Mの時はとりあえずおいているだけで、仕事用ではなかったのですが今回仕事用に買って音楽を聴く機会も増えました!音楽を聴くのが楽しくなりました!(笑)

機材の制作時は音楽を聴いていると個人的にミスが増えるので無音で作業することが多いですが、そのほかの時はapple musicなど最近入ったので、トップ100など聴いている時間が増えました。

同軸になってスピーカーのユニットの位置が少し高くなったのでスピーカースタンドの高さを少し下げました。

良くなかった点、気をつけるところ

まず、良くなかった点としてはやはり家におくと低音の処理を考えないといけないと思います。
これはこのスピーカーにかかわらず全てのスピーカーで言えると思います。

渋谷のロックオンである程度ちゃんとした環境でGold7を聴いた時は問題なかったので、家の環境をもう少し整えようと思います。

今は低音が出ているせいで本体についているハイのEQもすこしあげたくなります。

ハイのEQは割と上の帯域のように思います。15kHzとかでしょうか。
HFトリムと書かれてあるので単純にツイーターのトリムなのでしょうか、、だとすると変化は少ないと思います。

悪く言えばあまり変わらないという感じですが、良く言えば自然な感じがします。音量をあまり出していないせいもあるかもしれないです。

ハイのトリムは現状Maxの+2にしています。上記のようにMAXでも極端なEQではないです。
ただその結果、バランス的にMidが引っ込んで聞こえます。正解としてはハイのEQはできるだけ使わずにローを処理してあげるのがいいのだと思います。

あと、モニタースピーカーはほぼスタジオでしか使ったことがなく、大抵モニターコントローラーを挟んでいるのですが、今回は家にモニターコントローラーがなかったためとりあえずインターフェースから直接になりました。

スピーカーのボリュームはMaxの24dB絞っていたので大丈夫だろうと思ってインターフェースのボリュームはフルで音楽をかけてみると爆音になってしまい焦りました、、

その後実験してみると作業する音量ではインターフェースで40dB(合計64dB)、ディマーの感覚だと50dB以上(合計80dB程度)下げないとダメだとわかりました。

なのでインターフェースとスピーカーで80dB下げるのはちょっと音質に影響がありそうなので、専用のモニターコントローラーを買うか作るかしようと思います。。。

やすいのだとこんなのかな、、

今までは10Mでしたがプリメインアンプのボリュームは9時くらいでした。

インシュレーター

低音の処理の一つとしてはやはりインシュレーターがあると思います。

Gold7はイケベさんで買いましたが、ポイントが10%の5,000円ほどついて来ました!
なのでこれを予算としてインシュレーターを買いたいと思います。

オーディオテクニカのAT6099ですかね。
私はこだわるところにはこだわりますが、こだわらないところにはこだわりませんw

インシュレーターもDMSDなどがありますが、それは導入するとしてもスタジオレベルでやるべきで、家でしかもGold7でやるならまず他に投資すべきだと思いますw


ただ、このGold7には底にウレタンシートのようなものが最初から貼られています、、
割と底面にびっしりという感じです。

なのでインシュレーターを置いたところで効果があるのか謎です、、
できればこのシートを剥がしてからやりたいのですが、おそらく一度剥がしてしまうと元には戻せないだろうと思うのでやりたくないです。めんどくさいというのもあります。

またイケベさんに行く機会があった時にポイントでインシュレーターを買おうと思っていますので、そのタイミングで追記をしたいと思います。

とりあえずGold7はいいスピーカーですよ!
低音は現状の環境では多いですが、Gold5だと視聴した時ごっそりいなかったのでGold7で処理してあげるのが正解なような気がしています。


家のコンセントの波形を測定して見た!



こんにちは。8月になって暑くなって来ました。

最近ツイッターで電源の記事をみかけて興味が出たのでこちらでもそれに関することを少々書こうかと思います。

ちまたでは電源に関するグッズがたくさん売っていると思います。
高級な電源ケーブルや電源タップ、絶縁トランス、ステップアップトランスなどなど。

しかし第2種電気工事士を取得し(誰でも取れますw)、日々レコーディング機材を作り、理系の私からするとやはり一番効くのは電源の波形を綺麗にするたぐいのものではないかと昔から思っていました。

そんな中KOJOのAray MK2を知りました。なるほど良さそうだけど40万か、、(笑)

世の中の商用電源はTHD(歪率)で言う所の3〜5%程度は許容されているらしい。
つまり50Hz/60Hzに対して3〜5%程度余計な倍音(倍電圧?w)がいるということ。

というわけで、何かを買うわけではないけどとりあえず今の環境の100Vの波形を測定してみようと夜中の0時に思い立った。

測定

測定方法だけど波形を見るにはやはりオシロスコープが必要。さすがにProtoolsで録音することはできない(笑)

かと言って100Vにそのままオシロスコープを当てるのは危険。コンセントにはいわゆるプラスとマイナスがあって間違えると感電するかオシロが壊れるかブレーカーが落ちる?

第2種電気工事士を持ってはいるけど、一か八かでオシロを壊したくない。安物だけど。

ちなみに100Vというのは正確には100Vrms。いわゆる実効値というやつ。
サイン波の場合、波形の上のピークから下のピークまでいわゆるpeak to peak(p-p)は100 x 2√2で約282Vp-pなのです。

測定の理想的な条件は、測定する商用電源とオシロを絶縁をしつつ測定する電圧はある程度下げられればいいかな。
というわけでステップダウントランスが理想。

作業スペースに電源トランスは山ほど転がっているのだけど、コンセントとかつけないといけないのでめんどくさい。
スライダックはあるので電圧は下げられるけどあれはたしか絶縁されていない。

というわけでいろいろ考えていたのだけどトランス式のACアダプターがあった!これはACアダプターの中に電源トランスが入っているだけ。1次側は100Vで2次側は18Vとか15V。もちろん絶縁されている。

これをコンセントにさして2次側をDCジャックに挿してオシロであたって見た。その波形がこちら。

IMG_6595.jpg

山が潰れて見事に歪んでそう。ちなみにこの波形をみて歪んでいると思ったあなたはもう世間から見ると異常者です(笑)

さすがにTHDが何%かはわからない。もっといいオシロだったらわかるのかも。
プローブは1/10にして2Vレンジだったと思う。電圧は15V出力のACアダプターで無負荷なので18Vrms、50Vp-pくらいだったかと。

別の測定方法としてオシロのプローブのグランドを浮かせて(どこにも当てないで)入力端子だけをコンセントのどちらかに当てるという方法もあるみたいだけど、今回は波形がぐちゃぐちゃになってうまくいかなかった。。。

さて次は

電源波形を測定することにはなんとか成功した。

トランスを挟んで波形は変わらないの?と思われるかもしれないけど、トランスで波形が変わるとしたら過大入力で歪むか、負荷が重いかのどちらかかなと思うのだけど、入力は定格の100Vだし、今回負荷はプローブのみだからほぼオープン状態。ほぼ影響はないと思う。

さて、次を考えるとしたらこの波形をできるだけ綺麗にすることだと思う。
ちなみに歪みが0%になればハムノイズが出ていたとしても、最大120Hzとかでブーンとは聞こえないと思う(西日本で両波整流の場合)。

60Hz以上の倍音を取ろうと思うとフィルタが考えつくのだけど、実際60Hzに全く影響をあたえずに120Hz以上を切るのは不可能だと思う。
電源タップにフィルタが付いているものもあるけど、あれはデジタル機器用にもっと周波数の高いMHzオーダーのフィルタが入ってそう。

なので波形を綺麗にする系のものは、100Vを一度DCにして綺麗なサイン波の100Vを作り直している、いわゆるインバーター系になる。

そこでUPS

KOJOとかオーディオ系以外のインバーターだとUPS(無停電電源装置)がそう。宅配業者じゃないよw
UPSにもいろいろ種類があって矩形波出力なんてものも割とあるのでサイン波出力のものを。

そしてUPSには、基本的に入力をスルーしてて電源が落ちた時だけバッテリーに切り替えるものがあったりするので、それだと意味がなく常にインバーター出力のいわゆる「常時インバーター方式」がいいかな。ジョウジ、、、

でもオムロンのサイン波出力常時インバーター方式のUPSの波形がネットに上がってたのだけど、いわゆる完全なB級アンプっぽくてサイン波のグランドを挟んで上側と下側を別のトランジスタで駆動しててそのつなぎ目に歪みが発生してそう。

商用電源とはまた別の歪みなのだけどオーディオ用ではないのでそこらへんはTHDの%と含めて良しとされるのかも。。

こればかりは会社や機種ごとに見て見ないとなんとも言えないなぁ。もちろん波形だけじゃなく音もそうだし、、、

だれかUPSの波形比較やってくださいw
個人的に気になっているのはサウンドハウスのクラシックプロのやつ。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/188417/

cp_ups.jpg

クラシックプロは他にも機種がいろいろあるのだけど、上に書いたサイン波出力で常時インバーター方式は今の所これだけ。

気になるけどB級動作だったらいやだなぁ。オーディオ用途ではないから歪率も結局変わらなかったりして、、

というわけで今の所こんな感じです。だれかこの機種をプレゼントしてくれたら測定しますw
「句読点」と「いわゆる」が多くて申し訳ないですw